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あんなに言ったじゃないですか…②
昨日に引き続いて、民主党の2年間の根本的間違いが明らかになったマニフェスト詐欺について述べています。
では、民主党の原点のどこがいけなかったのでしょう。
わたしは、小沢一郎という人の、この構想が大きいと思います。
「小選挙区の二大政党制」です。
イギリスにならい、
日本でも小選挙区制を推し進めたことで、
一小選挙区に一人当選ということで、
必然的に、最後の絞込みの民意が働き、
既存の大きな政党に、
消去法により票が集まっていく仕組みができあがりました。
そして、この「小選挙区の二大政党制」のビジョンの元、
一見保守の民主党が十数年前にでき、
最後は消去法で残りやすい保守二政党同士で票を分けていき、
政策によっては、政権交代が起こりやすいという状況になりました。
しかし、そんな政権交代劇でしたが、
国民の多様な意見を二つの政党に集約しようとすれば、
どこかで無理が生じることになります。
09年の衆議院選挙では、
自民党と民主党との事実上の一騎打ちと言われましたが、
北朝鮮のミサイル発射問題などがありながら、
両党ともに国防や外交の問題を争点にしたがりませんでした。
(それで、幸福実現党が正義感にかられたわけで、立党。)
皮肉なことに、
米軍普天間基地問題や尖閣諸島での中国漁船衝突事件、
東日本大震災など、
選挙後には日本の国防体制を問うような出来事が相次いでいます。
現在の日本で、安易に制度だけの二大政党制を進めれば、国家にとって不可欠の論点さえ見逃される恐れがあるということです。
そもそも二大政党制は、政権交代可能な、責任ある野党の存在がなければ、政策の継続性を保つことさえできない、ということを示した結果となりました。
(つづく)
ふかお 一平









