活動情報
教科書展示会
全国で今月末まで開催の教科書展示会に行ってきました。
いきどおり、アンケートに意見をぶつけてきました。
当ブログでも、このなんとも社会正義の実現していない感じに、憤懣やるかたなき思いをつづらせていただきます!
「19世紀に、資本主義とそれにともなう社会問題が各国に広がるとともに」
まるで、“資本主義には社会問題がつきもの”のような言い回し。
「国境をこえた労働者の理想社会をめざす」
さきほどの“資本主義”に対置して理想を掲げるような言い回しのあとに出てくる言葉は…
「社会主義の思想と運動も広まりました」
明らかに、“19世紀に広がったのが、資本主義の社会問題と、理想を求める社会主義”という対置の構図。
何を隠そう、この偏向ぶりなのが、「東京書籍」という“教科書”の記述なのです。
大人の皆さま、驚きではありませんか!?
現在30歳のわたしたちの世代の教科書にも、こんな明確な情報操作と思しき内容はありませんでした。
実は、この「東京書籍」、まだまだおかしな記述があふれているのです。
ソ連の成立について、「東京書籍」と、まともな「育ほう社」を比較してみましょう。
まずは、「東京書籍」「ソ連の成立」より。資本主義をさげすんだ上で、余りある共産主義への言及と肯定をご覧いただけます…(苦笑)
「…ロシア革命は、資本主義に不満を持ち、戦争に反対する世界の人々に支持され、各国で社会主義の運動が高まりました。…1922年には、ソビエト社会主義共和国連邦(ソ連)が成立しました。社会主義革命を指導した政党は、理想の共同体として共産主義をめざしていたので、名前を共産党に改めました。この共産党の政権は…」
かたや、「育ほう社」の「ソビエトの出現」です。あくまでも資本主義に肯定感を与える記述。(こちらが、通常の感覚です)こちらを読むと、いかに、「東京書籍」が、共産主義を喧伝・美化していたか、浮き彫りになります。
「ロシアでは、相つぐ敗戦による生活物資の不足に民衆の不満が噴出して、1917年、レーニンの率いるソビエト政権が成立しました(ロシア革命)。
革命政府はドイツと講和を結び戦争を中止し、革命に反対する国内勢力との内戦に入りました。退位したロシア皇帝やその家族は処刑され、資本家や地主、知識階級は捕らえられ、多数の人々が殺害されたり、シベリアに追放されたりしました。
ソビエトは世界初の共産主義社会の実現をめざす政府でした。貧富の差を生むとして自由な生産活動を禁止し…企業を国有化し、…議会政治を否定し、…一党独裁政治が行われ、市民の自由は奪われました。…資本主義国では、共産主義にどう対応していくかが大きな政治問題になりました」
もう、あきれて出す言葉がない、って感じです。
ふかお 一平









